「嬉しい!」は日々の会話の中でかな~り使用頻度の高い表現ですよね。
よく使う「嬉しい」という気持ちを色々なイディオム(慣用句)で表現出来たとしたら英会話のレベルが一段上がりそうではないでしょうか?
今日はそんな「嬉しい」を意味する慣用表現の中でも、とりわけ「すごく嬉しい」を表す表現をご紹介していきます。
英会話のレベルを上げるのはもちろんですが、こういった表現を使えるようになると英語の資格試験でも高得点を狙えるようになります。
例えば私は、ケンブリッジ英検のスピーキング試験でこういったイディオムを織り交ぜて話すことで、C1レベル(英検1級相当)を取ることが出来ました!
以下、ご紹介していくフレーズは全て「すごく嬉しい」を表す言い回しです。
I’m over the moon.
We were over the moon about our remarkable achievement.
私たちが成し遂げた素晴らしいこと(実績)に私たちは大変喜んだ。
“I’m over the moon”はイギリスで暮らしていても本当によく聞く表現です。
例えば、スポーツで優勝したりすると“She looks like she’s over the moon.”などとコメンテーターが実況していたりします。
I feel on top of the world.
When I heard the news, I felt on top of the world.
そのニュースを聞いて私はすごく嬉しくなった。
”世界の頂点にいる(ような)感覚”なのでイメージしやすく覚えやすいですね。
”feel”「感じる」の代わりに”be動詞”を使うことも出来ます。
上記の例文で意味を変えずにbe動詞を使うと以下のようにも表現できますね。
When I heard the news, I was on top of the world.
I’m on cloud nine.
冒頭の写真で小さな男の子が口にしていたこの表現ですが、こちらもネイティブスピーカーが頻繁に使う表現です。
The father is on cloud nine because his son won a prize.
彼の息子が賞を受賞したので、その父親は大変上機嫌だ。
ちなみに、何かの賞を受賞することを“win a prize”と言います。
これはセットで使う表現(コロケーション)ですので、ぜひ一緒に覚えてしまいましょう。
「”コロケーション”って何?」という方は以下の記事の中で少し解説していますので見てみてください。
“I’m over the moon.” や “I’m on cloud nine.” は会話の中で本当に頻出で、使えるようになると便利なフレーズです。
I’m in seventh heaven.
The man was in seventh heaven as he finally found the incredible view.
ついに、その驚くほど美しい景色を見つけ、その男性はとても嬉しかった。
ラッキーセブンの「7」と”heaven”(天国)が入っているのでこれも覚えやすいフレーズだと思います。
I’m thrilled to bits.
The child was thrilled to bits with his/her present.
その子供は(もらった)プレゼントに大喜びした。
“thrill”は「わくわくさせる」という意味の動詞です。
それが受動態になっているので「わくわくさせられた」=「わくわくした」ということになります。
Someone makes your day.
You made my day!
あなたのおかげで(今日は)とても幸せだった(楽しかった)よ!
これもドラマや映画でよく聞くセリフではないでしょうか?
(洋画ファンの方ならきっと一度は聞いたことがあるはず。)
何か仕事を手伝ってくれた同僚に、もしくは友達との買い物やデートの最後にお礼を込めて言うそんなフレーズです。
とても使いやすくて、嬉しい気持ちを相手に簡単に伝えられる表現なのでマスターすると便利ですね。
いかがでしたでしょうか。
本日は家族や友達、恋人との会話でよく使いそうな”とても嬉しい”を表すイディオム表現をご紹介してきました。
イギリスのTVではネイティブスピーカーがこういった表現をよく使っています。
また、こなれた雰囲気を出すことが出来ますので、是非これらの表現を積極的に使って英会話を楽しんでみてくださいね。
他にもこんなものが知りたい!等あればお気軽にお問合せください♪
今日も最後までご覧いただき、ありがとうございました。