皆さん、こんにちは。
お肉に関する英語の中で、前回は「鶏肉」に絞って書かせていただきましたが、
今回は、「牛肉・豚肉」についてご紹介していきます。
日本の方がスーパーで普段の買い物をする際、一番使うだろうと思われるお肉の英語を集めました。
ぜひ、前回の「鶏肉」シリーズと併せて覚えてみてくださいね。
☟前回の鶏肉編はこちらからどうぞ。
日本人がよく使う牛肉・豚肉の部位に関する英語名称が分かります。
豚ロース
まずは、日本語名からはあまり連想できない名前から見ていきましょう。
豚ロースは“Pork Loin”(ポークロイン)です。
ロースは一般的に牛や豚の肩~腰のあたり指しますが、英語で“Loin”は腰のあたりを指します。
“Pork Loin”はイギリスのスーパーでは非常によく見かけます。
ただ、日本のスーパーで売っているものに比べて少し硬いので、強めにたたくなど下処理が必要です。
豚バラ肉
豚バラ肉は“Pork Belly”(ポークベリィ)です。
“Belly”は人間でもお腹のあたりを指すのですが、“Stomach”が「胃」や「お腹全体」を指すのに比べ、“Belly”は「下腹部の脂肪」というニュアンスがあります。
例えば“Beer Belly”というのは「ビール腹」のことを指します。
”Pork Belly”もイギリスではよく見かけます。
ただし、こちらも日本とは少し異なり、塊で売っていることに注意が必要です。
日本のような薄切り肉はほぼ見かけないので、どうしても薄切り肉が食べたい場合はスライスするか、アジア系食材店で入手する必要があります。
挽き肉
さて、冒頭の写真にもありました「挽き肉」ですが、英語では“Mince”(ミンス)です。
“Mince”には「(肉や野菜を)細かく刻む」という意味の動詞と「細かく刻んだ肉」という名詞があります。
なので、牛挽き肉は“Beef Mince”、豚挽き肉は“Pork Mince”となります。
しかし、日本では当たり前に目にする「牛豚合い挽き肉」はイギリスでは見かけません。
ハンバーガーやハンバーグを作りたい場合は、自分でBeef MinceとPork Minceを混ぜ合わせる必要があるんですね。
ベーコン
ベーコンはそのまま“Bacon”(ベィコン)です。
日本のベーコンは薄切りでハムに近いものや、小さくカットされたものが多いと思いますが、イギリスのベーコンはもう少し肉厚で大きいです。
もし、小さくカットされたベーコンを探したい場合は“Diced Bacon”で探すと見つかると思います。
“Dice”は「(野菜やお肉を)さいの目状に切る」という意味の動詞や、「さいころ」という意味の名詞ですので、一緒に覚えると分かりやすいですね。
かたまり肉
ローストビーフ等を作る際に必要な「かたまり肉」。
パッと英語が思い浮かぶという方は少ないのではないのでしょうか。
「かたまり肉」は“Joint”(ジョイント)です。
「牛肉のかたまり肉」であれば、“Beef Joint”になります。
“Joint”には体の「関節」や「節」といった意味もあります。
その他
日本語名から英語名が想像しにくい部位をご紹介してきましたが、イギリスのスーパーで入手できるその他の部位(牛肉)は以下です。
カタカナ表記と英語名がそのままで分かりやすいですね。
日本語名 | 英語名 |
サーロイン | Sirloin |
リブアイ | Ribeye |
ランプ | Rump |
さて、今回は日本の方がスーパーで買い物をする際、一番使うだろうと思われる「牛肉」「豚肉」の部位に関する英語をご紹介しました。
前回の「鶏肉」シリーズと併せることで、日常使いするお肉英語を概ねカバー出来るのではないかなと思います。
ぜひ、併せて使ってみてください。
「もっとこういうのが知りたい!」等ご要望があれば、お問い合わせボタンからどしどしご連絡くださいね。
それでは、本日も最後までご覧いただき、ありがとうございました✩