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【これだけは覚えたい!】最初に知っておきたいイギリス英語~10選~

皆さん、こんにちは。

今日は日本人が意外と知らない”イギリス英語”について、絶対に知っておきたい最重要な物を厳選してご紹介していきます。

めい
めい

イギリス英語に興味のある方、これから渡英を控えている方には是非覚えて活用頂きたい内容ばかりです。

私も渡英当初「へぇ~!」と唸ったものも含んでいます。

それでは早速、一緒に見ていきましょう~!

この記事を読むと分かる事

駐在員(帯同含む)や留学生が初めてイギリスで生活する際、必ず知っておかないと困る最重要なイギリス英語が分かります。

Tap water(水道水)

まず一つ目はTap water(タップウォーター)です。

これはイギリスでレストランを利用する際に絶対に覚えておきたい単語です。

Tapというのはイギリス英語で「水道の蛇口」を指します。

ですので、Tap water で「水道水」を意味するんですね。

なぜ絶対に覚えておきたい単語かというと、レストランで水を注文する際、海外では水道水を飲める国・飲めない国があるのですが、イギリスの水道水は飲むことが出来ます。

(日本と違い硬水ですので、その点は注意が必要です。)

ですので、もし無料でお水を頼みたい場合は、

“Could we have some tap water, please?”

とお願いすれば、日本と同じ感覚でお水を無料で注文することが出来るのです。

“some tap water”と言うことで、日本語で言う「お水を少しいただけますか?」のニュアンスが出ます。

また、

“Can we have some tap water?”

canを使うよりも、couldを使う方が丁寧ですし、pleaseを付けることで、より丁寧さが増します。

めい
めい

「知らずにお水の料金が取られていた!」なんてことが無いよう、まず最初に覚えておきたい単語ですね!

ちなみに、「蛇口」を意味するアメリカ英語はFaucet(フォーセット)ですね。

Still water & Sparkling water(水&炭酸水)

続いても同じく、レストランで必須のお水に関する単語。

これはイギリス特有ではないのですが、生活する上で必須の単語です。

前述した通り、「水道水」が欲しい場合は”Tap water”を注文するのですが、

イギリスで特に指定せず「水をください」と言うとほとんどの場合、

”Still or sparkling?”

と聞かれます。

Stillというのは「静止した」「動かない」という意味の形容詞なので、Still water(スティルウォーター)=動かない水=普通の水のことを指しています。

一方、Sparklingは「発泡性の」という意味の形容詞なので、Sparkling water(スパークリングウォーター)=炭酸水のことを指します。

つまり、

  • Still water=普通のミネラルウォーター
  • Sparkling water=甘くない炭酸だけの)炭酸水

となります。

Till(レジ)

Till(ティル)はお店のレジのことを指します。

知らないと”Till”の看板を見ても、全くピンと来ない単語ですよね。

めい
めい

実は私も渡英当初、”Till”が何のことかさっぱり分からず困った経験があります。

「~まで」という意味の”Till”と同じ綴りですが、全然違う意味ですので、覚えておきましょう!

Shopping trolley(ショッピングカート)

これもイギリスでお買い物をする際、特に大量のまとめ買いをするような方は頻出ですので覚えたい単語です。

“Shopping trolley”はイギリス英語で「ショッピングカート」の意味なんです。

“Shopping cart”だと思った方も多いと思いますが、実はそれはアメリカ英語。

イギリスでは”Shopping trolley”を使うようにしましょう。

めい
めい

こちらも私が当初困った単語の一つ。

スーパーで”Shopping cart”の場所を聞いた際伝わらず、一生懸命説明したところ「それは”Shopping trolley”よ~!アメリカ英語だから分からなかったわ。」と言われたのを覚えています。

Loo(トイレ)

さて続いて、あまり見慣れない字列のLoo・・・

これはイギリス英語で「トイレ」という意味です。読み方はそのまま「ルー」です。

カジュアルな言い方の「トイレ」です。

一方、少しお上品な言い方をすると「トイレ」は“Lavatory”(ラバトリー)。

レストランや劇場の表記は”Lavatory”と記載されていることも多いかと思います。

またイギリス英語では“Toilet”も普通に使います。

特に口語で「トイレ」の場所を尋ねる際など日常的な会話では”Toilet”を使うことも多いです

アメリカ英語では”Toilet”は「便所」のような少し下品なイメージがあるようですが、イギリス英語ではそういったイメージはなく一般的に使われているので安心して使ってくださいね。

めい
めい

色んな言い方のある「トイレ」。

表記も様々ですので、どれを見ても分かるようにしておきたいですね!

Queue(行列)

さて、“Queue”読み方分かりますか?

答えは「キュー」で「行列」のことを指します。

一般に、「欧米では並ぶ文化が無いのでは?」と思う方もいるかもしれませんが、実はイギリスにはQueue文化があります。

日本のように、順番を待つときは自然に列ができ、皆きちんと順番を守る文化があるんですね。

(様々なヨーロッパの国に行きましたが、これだけしっかり順番を守る文化は、ヨーロッパではイギリスがNo.1だと思います。)

Queueの実際の使い方としては、“Loo queue”のように「トイレの列」を表したり、

チケット売り場で並んでいるのか並んでいないのか分からない人に

“Are you queueing?” (並んでますか?)

という風に使います。(この場合は動詞として使っています。)

ちなみに、アメリカ英語で「行列」は”Line”ですね。

イギリスのQueue文化 小ネタ

イギリスのエリザベス女王(2世)が崩御された際、「女王に最後のご挨拶がしたい!」と大勢のイギリス人が行列を作っていたのは記憶に新しいですよね。

なんとあのベッカムさんでさえ、VIP待遇を断り、一般人とともに行列に並んだそうです。

Lift(エレベーター)

こちらも、お家や職場、ショッピングモールで頻出の単語“Lift”

アメリカ英語では“Elevator”、「エレベーター」のことを指します。

イギリスではエレベーター乗り場では”Lift”という表現が使われているので間違って”Elevator”を探さないように注意してくださいね。

Ground floor(1階)

“Ground floor”これはあまり見たことが無い方もいると思いますが、アメリカ式とイギリス式で言い方が異なり、ややこしい物の代表格です。

まず、”Ground floor”はイギリス式の1階の呼び方です。(日本で言ういわゆる1階)

そしてイギリスの場合は、その上の階が”First floor”になるんです。ややこしいですね・・・

一方、アメリカは日本と同じでいたってシンプル。

日本で言う1階が”First floor”になるんです。

つまり、上の写真を使ってまとめると、

イギリス英語アメリカ英語
Second floorThird floor
First floorSecond floor
Ground floorFirst floor

ということになります。

めい
めい

この認識の違いのせいで、アメリカ人とイギリス人は同じ階で待ち合わせが出来ない、なんていう面白おかしい話もあるくらいです。笑

イギリスに初めて来る方は間違いなく混乱する点なのでお気を付け下さいね。

Underground(地下鉄)

こちらも有名なアメリカ英語とイギリス英語の違いです。

「地下鉄」は英語で“Subway”だということをご存知の方も多いはず。

しかし、イギリスでは違うんです・・・

アメリカ英語の”Subway”に対し、イギリス英語では“Underground”が「地下鉄」を意味します。

地下を走っている電車という点で覚えやすい名称ですね。

めい
めい

ちなみに、”Underground”とは反対に、地上を走る普通電車もあり、それは”Overground”と呼ばれています。

また特にイギリスロンドンでは、地下鉄のことを別名“Tube”とも呼びますよ!

Chips & Crisps(フライドポテト&ポテトチップス)

さて、いよいよ最後ですが、これは知っている方も多いかもしれません。

アメリカ英語とイギリス英語の違いと言ったら・・の代表格。

まずは上の写真、みんな大好きなフライドポテトから見ていきましょう~!

フライドポテトは、

  • アメリカ英語では、”Fries”もしくは”French fries”
  • イギリス英語では、”Chips”

上の写真のようなフライドポテトをイギリスで注文しようとする場合、”Chips”を注文する必要があります。

イギリスで有名なFish & Chipsには、白身魚のフライとともに上の写真のようなフライドポテトが付いてくるんです。

一方で、下の写真のようなポテトチップスは何と言うでしょうか?

ポテトチップスは、

  • アメリカ英語では、”Chips”
  • イギリス英語では、”Crisps”

になります。

めい
めい

とってもややこしいですよね。

おすすめは、まずはご自分がメインで学習している英語(アメリカ英語 or イギリス英語)での呼び方を覚えてしまって、後からもう一方を覚えると混乱が少ないかな~と思います。

欧米への旅行や暮らしをする上で、必ずと言っていい程出てくる、この「Chips&Crisp問題」

ぜひマスターして、レストラン等で使ってみてくださいね✩

さて、本日はイギリス英語の中でも特に覚えておきたい最重要な単語をご紹介してきました。

いかがでしょうか?

他にも、「イギリス英語のこんな事が知りたい!」等ご要望があればお問い合わせフォームからどんどんお問い合わせください✩

本日の内容が少しでも皆さんのお役に立てていれば幸いです。

では、また次回お会いしましょう~

最後までご覧いただき、ありがとうございました。